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繋がって、泳げ!鯛焼き君

5月に愛知県一宮市つくる。で開催されたfirst contactという展覧会で、鯛焼きの型を作るワークショップが行われたのを、みなさん覚えているでしょうか?


もうすっかり昔のことになってしまいまして…

東京・横浜で活動をしてはいるものの、拠点作りがしっかりできず、ましてやアトリエなんてものは到底持てず、群馬ー東京を往復しながら作っております。
なかなか交通費が半端じゃない。そろそろ家賃の方が安いんじゃないかな、と思うくらい交通費がかかる生活をしております。

でもやっぱあちこちに会いたい人がいて、行きたい場所があって、そのためにフットワークを軽くしておきたい。

それでこのワークショップに参加してくれた愛知・岐阜もまた行きたい場所、また会いたい人たちがいっぱいいるところ。

遅くなってしまって、もしかしたら忘れられてるかもしれないけど、僕は作りたい。

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思えば、室内にこもって作品を作るのって、大学入ってからなかったかも。

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大学に入ってから、専用に与えられた制作スペースなんてものが学校のどこを探してもなかったから、これは「こもって作品作るなよ」ってことかな!と思い立ち、学校の講義を受けるのもやめて、外へ飛び出し、新潟やら水戸やら行っていたものだから、すっかり忘れていたもの作りの感覚。
なんて言っちゃったらまずいかな?

でも参加者一人一人の作ってくれた鯛焼きを繋げながら、“もの”を通して今まで作ろうとしていたコミュニケーションやあたらしい関係性が作っていけることを、今まで以上にイメージできる気がした。
今まで独りよがりになってしまうから、“もの”作りはやめようと思っていたけれど、“場”っていうのは、必ずしも形がないことばかりではないんだなと、今更ながら実感した。


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今回は鋳造という芸大でいうと工芸科が研究している工法を使うことになった。
以前陶芸で作品を作ったことはあったが、それでも一般に開かれている方の伝統的な手法だったが、今回は相当専門的な分野。
右も左も全く持って分からない。
芸大の同級生に色々教えてもらいながらやっています。

これからの作業はこの油粘土で作ってしまった原型を、石膏にします。
石膏取りってやつ。
あー芸術家っぽいなー
美大生時代にはなかった美大生感覚です(笑)

ほんと楽しい。


つくる。のブログ

あ、でもまだ一宮の人たちに相手にしてもらえると決まったわけではないのです。



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