こよみのよぶね東京を振り返る

GTS観光アートプロジェクト2011で企画されたこよみのよぶね点灯式は、11月20日(日)に無事に終了しました!
ご協力頂きましたみなさま、ご関係のみなさまに改めて御礼申し上げます。
また、寒い中ご来場頂きましたみなさまにも深く感謝いたします。

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会場は634mに達したスカイツリーを見上げる隅田川本流!言問橋から桜橋の間でした。
2010年は北十間川が会場となっていて、川幅がとてもせまく船は動かなかったのですが、今年の会場はとても広い墨田川!こよみ(数字の巨大行灯)を取り付けた屋形船・釣り船が川を行き交う風景を作ることができました。

今年も数字の1~6を浮かべました。東京では1~5まで作りました!簡単に紹介します。
今年は全ての数字の制作をプロジェクトメンバーに委託する形で進めました。それぞれの制作担当が最後までその数字に思いを込め続ける姿が、今年のこよみのよぶねで印象的だった風景の1つです。


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数字の1は昨年のメンバーでもある張順希さんデザインによるもの。張さんは今年2年目のメンバーで1月に長男を出産予定!そんな妊娠中の張さんに1のデザインを依頼しました。
張さんは新しく生まれてくる子への期待感もあるが、まだ産んだことがないのでどんなものなのか分からない、という思いの方が強いと話していました。そんな思いから、たまごや母体のような柔らかい形の中に、新しく生まれてくる命が入っているようなものはどうかとデザインを提案してくれました。
そのデザイン案をもとに作ったのが、1の外側にさらに竹を組んで和紙を貼り、1を覆い隠してしまうデザインです。さらに、全て覆い隠すのではなく、船に取り付けた時に、四方から見ると1だと分かるように覆いました。そしてこの1の最大の特徴は、外側の和紙をスクリーンにし、中に入った1に切り込まれた1の形の穴から漏れる光が、外側の和紙スクリーンに映り込む!という仕掛けです。
みるみるうちに大きくなる妊婦のお腹の大きさに比例するように、新しい命への期待感も大きくなる。柔らかい外皮に守られた1から、まるでその期待感を写し出すかのように1の光がこぼれてきます。

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数字の2は、同じく去年のメンバーでもある坂本千弦さんによるデザインです。
坂本さん率いる2チームは、ワークショップというよりもガッツリ制作部隊という雰囲気で怒濤の制作風景を繰り広げました。「他の数字が小さくて可愛らしいからでかい龍にする!」という大阪のおばちゃんノリで、とてつもなく大きな龍をとてつもなく重い龍に仕立ててくれました。おかげで運搬も取り付けもとてつもなく大変なことになりました。
でも浮かべられて撤収もできて無事に岐阜に辿り着いた。ということは、取り付け担当の庭師古川提乾親方の腕前レベルがとてつもなく上がっているということでもある。


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数字の3は、今年から参加した大高智子さんによるデザインです。
ご存知の通り本年の3月11日に発生した東日本大震災では多くの方が被災されました。とても多くの方が亡くなられ、多くの生活、文化が失われたことはとても悔やまれることですが、被災地は力強く復興に向かっています。大高さんデザインの3は止まない雨はない、という力強いメッセージを、3のアーチを虹に置き換える可愛らしいデザインです。
大高さんはこよみが桟橋に運ばれてからも3に紙を貼り続けました。終わっていなかったのではなく、ブラッシュアップのためです。その姿を怒濤の作業をしている横目で眺めていました。ある意味空気を読めていないという言い方もできますし、リーダーとして黙認したという言い方の方が正しいのかもしれませんが、僕は同じ表現者として、その姿を力強いものだと思いました。


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数字の4は、ヒビノスペシャル新アシスタントの森本早紀さんによるデザインです。
正面から見ると桜の形、側面から見ると数字の4というトリッキーなデザインです。春の桜をイメージして、ブルーの面には小さな桜の花びらを敷き詰めました。


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数字の5は、昨年から参加していて、今年はサブリーダーとしてがんばってくれた長田雛子さんによるデザインです。
さなぎが蝶になる瞬間を数字の5で表したユニークなデザインですが、もっぱら「蛾なんじゃないか」という噂で持ち切りでした。台東区生涯学習センターをお借りしてワークショップを行い、多くの台東区民の方にも参加して頂きました。来年もワークショップができるなら、ぜひまた生涯学習センターでやりたいなあと思う良いワークショップでした。来年やったらまた会えるかな?


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数字の6は、こよみのよぶね発祥の地岐阜の方々がデザイン、制作し、東京にやってきました。
同じように東京で作った1~5も岐阜に行き、岐阜で作った6~12と並んで長良川に浮かびます。

岐阜県岐阜市での点灯式は、12月22日(木)16時頃からです。
鵜飼で有名な長良川が舞台です。長良橋にお越し下さい。
運航終了は20時ころで、その後、こよみを一気に解体します。

来年1月の左義長(こちらでいうどんど焼き)で、炊き上げ、こよみのよぶねの2011年が終わり、2012年が始まります。


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