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5月の活動のお知らせ(予告)

※まだ企画準備中の活動を前倒しでお知らせしております。一部内容が変更になることがございます。ご注意ください。

《報告展版!でんでん虫と羅針盤》

宮城県塩竈市で被災したのアートスペース・ビルドフルーガス(代表/高田彩)のコレクション作品を、津波被害から守るために前橋で預かり1年が経とうとし、いよいよ作品を返還します。それに先立ち、中島佑太が、高田彩さんらと連携し行ってきた東日本大震災の被災地支援活動を振り返り、活動の記録などを展示します。

主に文化保護縫合プロジェクト(運営=任意団体出来事のホームセンター)で預かっているビルドフルーガスの所蔵作品の公開、被災地支援活動のドキュメントパネルの展示のほか、現在前橋と塩竈の交流企画として準備中の日傘のお披露目も行う予定です。

プロジェクト名称=報告展版!でんでん虫と羅針盤 1DAY (仮称)
日時=2012年5月26日(土)
※開催日が変更になりました!ご注意ください。
会場=ミニギャラリー千代田(前橋市、中央通り商店街、国際交流広場横)
入場=無料
http://d.hatena.ne.jp/hogohogo/


《マルプル vol.5》

毎月定期的に開催している、アートプロジェクトの勉強会のお知らせです。
題して松戸アートラインプロジェクト・ラーニング・イーチアザー(Matsudo Art Line Project Learning Each other)略して、「MALPLE(マルプル)」!
シリーズ第5回目となる今月は、「記録」をテーマに取り上げます。
記録に残すことが難しいアートプロジェクトを、いかに記録していくのか。記録と記憶の違いとは。
主に松戸アートラインプロジェクトのボランティアスタッフ向けのイベントとなりますが、
テーマにご興味のある方もぜひお気軽にご参加ください。
またご参加希望の方は、下記ご予約フォームよりお申し込みをお願い致します。

日時=2012年5月14日(月)19:00~21:00(※イベント終了後、懇親会を予定しています)
テーマ=「アートプロジェクトの記録について考える」
ナビゲーター=加藤甫(写真家)
料金=無料
会場=MAD City Gallery
住所=千葉県松戸市本町7-9
主催=株式会社まちづクリエイティブ


d0089386_1901032.jpgプロフィール=
加藤甫|Hajime Kato
1984年神奈川県生まれ。
写真家西村陽一郎氏に師事。
写真作品制作や各媒体での撮影のほか
2006年より漆崇博氏の主催するアーティストインスクール等。
滞在型アートイベントの撮影を各地で住み込みで行っている。
現在フリーランス。
http://hajime3x3.web.fc2.com/







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アトリエはいつも掃除が大変です…。
最後は先生達総出で手伝ってもらってます。ご迷惑おかけしてます。

年中さんが割とよく来てくれるんですが、今年の年中さんは個性的らしく先生達も大変そうです。アトリエに来ると体に絵の具を塗り始める子達がいて、いつも塗っていいかどうか聞かれます。
僕は別にいいんだけど、親御さんに怒られたらしくダメって言わなきゃいけないのかな?

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年長の男の子達は木工をやりたがります。
去年の年長さんがやっていたことに憧れている様子で、始めは木を金槌で叩いているだけでしたが、それがだんだん大きくなり、机いっぱいの船に発展しました。1人の作品ではなくグループで作っていて、そのメンバーが揃わないと制作をし始めません。

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ナカダイの素材も使って日に日に進化しており、彼ら曰く12月くらいまで制作が続くそうです。今はまだ各パーツがバラバラに分かれていますが、12月まで時間があるならきちんと浮かぶように再構成することも可能かな。

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最近は鯉のぼりを作るために、色んな布を用意して遊んでいます。
日暮里繊維街で買ってきた長いままの布で色々遊んでいます。でもやはり大人と違ってちょっと間違えば骨折や最悪命を落としかねない、素材でそこまで考えなければいけないというのは、ある意味初めての経験かもしれません。僕にとっても大きなトライアルの連続で、日々勉強、日々トライ&エラーです。それは先生達も一緒で、ここはいい幼稚園だなあと思います。トライ&エラーが一番経験として強いものだし、そこから学ぶことも多い。危険なことは排除する時代、トライ&エラーのリスクは無くしてルーティーンでやり過ごしている幼稚園や学校は多い。
話が反れてしまった。

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最近、わんぱくな年中さんの中に、幼稚園の柵の外に出ようとする子がいるらしい。脱走ではなく、冒険のつもりなんだろう。清心幼稚園は街中にあるので、周辺は車の往来が激しく、やはり危険。柵の外に出てしまっては、先生達も守り切れない。でも彼らは行ったことのないところへ行ってみたいんだろう。
行ったことのないところへ行く。
僕の移動へのモチベーションは、彼らと同じでそういう好奇心から来てるのかもしれない。今度一緒に飛びだしてみようかな?
最近は忍者が流行っている。布を顔に巻いて、忍者になりきったり、掃除用の重曹を魔法の粉と呼んだり、木工で船を作ったり、彼らの想像力は常に"ここではないどこか"へ自分が行くためにあるのだろう。
体の小さな彼らは僕らよりこの世界が大きく見えているんだろうし、まだ行っても良いと決められる範囲が狭いから、きっともっと広い世界を知りたくてウズウズしているはず!

この幼稚園は教育方針で「これをしてはいけない!」という言い方を先生がしないようにしている。園児と一緒に「どうしたらいいか」考える。それは先生達にとってもトライアルの連続で、エラーを体験し反省/修正しながら経験を増やしている。つまり先生たちにとっても"行ったことのないところへ行く"日々なんだろう。

来週はちょろっとだけだけど幼稚園へ行く。
どんなところへ行けるか楽しみ。

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今年度1年間、前橋市中心部にある私立清心幼稚園に関わることになりました。工作アトリエの講師?工作のお兄さん(おじさん?)といった感じでしょうか?常勤ではなく、ハイパーフレックスなので、ノマドワーカーなアーティストの僕にぴったりです。

まだ通い始めて2日なので、僕らしい関わりがどんな風に展開できるかは、まだまだ見えてきません。どこかの地域にレジデンスし始めて、やっと近所の人にご挨拶をし始めたくらいの段階です。明日は入園式なので、まだ知らない年少さんが入ってきます。

今までの経験をどういかせるか、そこから新しい試みをどう生み出せるか、が楽しみです。0から1を生み出す喜びに興味があります。十和田現代美術館の副館長に就任した藤浩志さんと比較するのは差し出がましいですが、芸術家の社会的役割を拡げる試みとしても捉えたいと考えています。
どうなるか分からないことを面白がりたい。

以下日々の覚え書き。

1日目
始業式。僕も転入生と同じく初めてみんなと顔を合わせる日。人見知りなので緊張しつつ、まずは様子を見つつ。子供たちからは「(新しい)先生なの?忍者なの?」と聞かれる。のっけからそう来たか…と思う展開。ちょんまげなので、侍とよく言われるが忍者は初めてだった。
後で分かった事だが、年中クラスの掲示板に先生が作った忍者のイラストがあった。それを見た後にちょんまげを見て、忍者と言ったようだ。でも「侍だよー」って言ってみてもパッとしないようだった。
今思えば、自己紹介で「先生ではありません」って言っておけば良かった。「なかじって呼んでね☆」とか。すっかり新しい先生になってしまって、困惑以上に先生方に申し訳ない気持ち。

それで、幼稚園のアトリエコーナーで工作のアドバイザーという感じが正式な立ち位置なのかな?でもこの幼稚園は変わっていて、登園したら幼稚園のどこで何をしていても良い、というフレキシブルスタイル。アトリエで工作するも外で遊ぶも良し。
なのでまだ僕には何歳の子がどのように動いているか分からない。(多分)年中さんの子達と外で遊んでいると、アトリエコーナーで工作が始まりつつあったので行ってみる。ナカダイのモノファクトリーから仕入れた素材達が並んでいて、みんな好き勝手にくっつけて遊んでいる。大量のボンドを塗り、張り合わせ、「見てー」と回りに言う。がスタンダードなスタイルっぽい。
昨年度末に先生達とナカダイに行って仕入れて来た素材達を、好きに使っていいという事に慣れていて、どうしたらいいか分からないという感じは無い。楽しそうにやっているからいいけど、どこかルーティーンワーク化しているようにも見えた。色々素材をいじくり回すのも重要なフェーズだけど。

その後ある男の子が木を切りたいというので、ノコギリを出してあげた。(ほんとはそれは大人用であまり出してはいけなかったらしい。)それを見た別の男の子が自分もやりたいと割と大きな木片を持って来た。端から端まで切りたいと言うのでやり方を教えたが、どう見ても危ないので、木を押さえていた。木を押さえていると他の事がなにもできない。そのままの体勢で、僕によじ上ってくる子達が現れ、小一時間木を押さえたまま立っていて、その僕の上に園児がいた。そしてアトリエの様子は見れなかった。そして園児達は帰って行った。(今日はお弁当が無しの日で帰りが早かったのだ)

2日目/4月11日
昨日見ていて、素材が多過ぎて、1つ1つの素材に向き合っているように感じなかったので、今日は仕掛けとして素材を限定してみることにした。
今日の限定素材は〈牛乳瓶の蓋〉と〈プラスチックのひも〉。
始め、作戦通り、「あれ?なんにもなくなってる!」という反応をする子がいた。牛乳瓶のふたはソフトプラスチックで大きさも小さいので、今までの容量で部品として扱いやすいのか、比較的すんなり使い始める。プラスチックひもは、大量のひもが絡まった状態で置いてあるので、どうしたらいいか分からないのか、誰も触れない。試しにひもの塊を園児の頭に乗せ、カツラって言ったら大喜びでかぶり始める。今までは気になった素材を手に取りくっつけるという作業だったけど、大量のプラひもはその後、お風呂ごっこに発展した。大量のひもに覆われる、という体験は、お風呂の水に浸かるという見立てに変わったようだ。

素材を隠して限定していたけど、その後いつの間にか木材が引っ張りだされてしまった。去年の年長さんがやっていたのを見ていた今の年長さんたちは、ずっと自分たちもやりたいと、憧れていたらしい。でも太い建材の端材しかなく、太い釘を打つ力も技術もない。ただひたすらに木と鉄をたたき続ける儀式のようだった。
今日木工をやっていた年長の男の子たちは、金槌を使いたいんだろう。金槌は釘を叩くための道具でしかなく、木材と木材をつなぎ合わせるためではなく角材に釘を打ち込んでいるだけの子もいたし、僕に打ち込ませた子もいた。つまり、まだ何かを作っているわけではなく、その行為が目的化されている。
でもまずは様々な技術や素材があるという経験をするのが大切なのかもしれない。金槌で釘が打てる。ということが、新しい(作品の)イメージを作っていくだろうし。次はインシュロックとかPPバンドとか持って行ってみようかな。

ちなみに昨日と今日の幼稚園で僕についたあだ名は「ちょんまげ先生」。あと、まだ関わってない園児の中には僕を忍者だと思っている子もいるらしい。
愛知で幼稚園児向けにワークショップしたときも、「ちょんまげ先生」と呼ばれた。


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