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震災以後、塩竈のみなさんと連携しながら活動してきたことが、塩竈のウェブマガジンクラシオに紹介されました。

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このサイトいいですね。
前橋にもこういうサイトがあったらいいな。

塩竈で暮らすあなたに良い暮らしを クラシオ
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キラキラするサイドストーリー

ウェブマガジン「Platform WEB MAGAZINE」http://pmag.info/ 2010年5月号リレーコラムに寄稿したものなのですが、サイトが無くなってしまったみたいなので、こちらに再掲します。

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 スポーツでもアートでも、重要なのは想像力だ。例えば、高校球児達は甲子園での最高のプレーをイメージしながら、日々練習を積み重ねる。アーティストもまた、日々の観察と鍛錬で感性を磨き上げ、より強いイメージを持ってしてプロジェクトを投企している。
 09年10月、僕は韓国のアーティストインレジデンス(以下、AIR)プログラムに招聘された。滞在したのは、ソウル市から1時間ほどの安山市ウォンゴクドンというエリアで、アジア諸国から外国人労働者が集まってできた韓国でも珍しい外国人の街だった。

 僕の作品制作の原動力は、その土地の人と会い、話がしたいという想いである。目的のない話、トピックなどない時の天気の話をしたいからである。一度会ったことのある人にまた会いたい!と思いたいからである。しかしここでは言葉が通じない。普通に買い物も外食もままならなかった。ところが滞在中、言語は通じない外国でもこちらの気持ちのヴェクトル次第で、いわゆるコミュニケーションができるという体験をした。会話ができない現場での制作に弱気になっていたけれど、言葉が通じない場所だからこそできるコミュニケーションがあるのではないかと考え、やはり日本で続けて来たワークショップ形式で制作をすることにしたのである。ウォンゴクドンの人達と話がしたかったのである。

 作品のインスピレーションは、ウォンゴクドンの住民がリヤカーでゴミを拾い集め、それを売るというワークスタイルから得た。街の人に少しでも近づいてみたくて、僕もリヤカーを引いて街のゴミを拾い集めてみた。そしてゴミを素材に韓国式屋台を制作したのである。その屋台は食べるための場所というだけではなく、踊っても寝ても話しても良い場所だ。多くの民族が集まっている街から集めたもので作った集まる場所というわけである。
 参加したAIRプログラムにはスタジオがなかったので、屋外、とりわけ車道と歩道をうまく使い分ける形で制作をしていた。また、材料用に集めたゴミを路上にストックをしていたのだが、いつの間にか街の人がゴミを捨て始め、やがてリヤカー引きがゴミを拾いに来るようになった。なんとそこは新しいゴミ捨て場になったのである。僕は街の人とコミュニケーションを取るための作品を制作していたのに、なぜかゴミ捨て場も作ってしまった。思いがけずその新しいゴミ捨て場の隣で制作することになってしまったわけだが、結果的にはそこへゴミを拾いに来る労働者(同業者)たちとの妙なコミュニケーションを取ることができたのである。

 僕はそのような作品制作のメインストリームに対して、直接関係ないように見える出来事を“サイドストーリー”と呼んでいる。絵画や彫刻などのタブローではなく、プロセスを含めて作品と呼ぶスタイルのアーティストにとって、制作している時間は作品の重要な要素だ。そしてAIRの重要性は、アーティストに制作用のスタジオや予算だけでなく、居住=日常を与えてくれることだ。アーティストはその地域にある日常に入り込み、他者をその日常に迎え入れることができるようになる。単なる日常ではないAIRの日常性が、そこで産まれるサイドストーリーに価値を与えていくのである。
甲子園がそこに建っているだけでは、感動はない。甲子園を目指した球児たちの日々の小さな汗と涙が、甲子園という大舞台を湧かすように、メインストリームのそばにあるサイドストーリーという小さな小さな物語が、やがてプロジェクトという大きな物語にそっと面白みを加えていく。甲子園で作られる感動は、球児達の日常が磨き上げた想像力が起こすものだ。サイドストーリーもまた、作品だけでは作れない物語である。他愛のない会話、1人ではできないこと、想像もつかなかないことの想像。そんなことを想像する力とは、サイドストーリーを日常というコンテクストによって価値化し、その先を作ってあげることなのである。


中島 佑太
NAKAJIMA Yuta

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by YUTAnakajima | 2012-02-22 12:22 | sidestory
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1月17日、20日に宮城県塩竈市の仮設住宅伊保石ステーションの集会所でラジオ局を開局しました。
仮設住宅に住む方々のお茶飲み会とものつくり会にラジオ局をドッキング。

その様子を毎日新聞宮城県版に掲載して頂きました。


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