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観月記(かんがっき)ー月を見上げる

artist
中島 佑太
NAKAJIMA Yuta

音源編集
處 美野
TOKORO Mino

media
ラジオ放送局、月にまつわる話
Radio Station, Story about the Moon, Workshop

size
可変
variable

note
美術館プレイベントvol.14 平成23年度前橋市収蔵美術展 コレクション+「つながる、つたえる」
http://www.artsmaebashi.jp/node/34

会場=臨江閣(前橋市重要文化財)
期間=2011年11月3日~23日


スペシャルサンクス
収録にご協力頂いたみなさま
木戸真梨乃



観月記(かんがっき)は、各地の人達から集めた月にまつわる他愛のない話を、ラジオ放送するプロジェクトです。月は今も昔も変わらずに浮かんでいますが、私たちの社会は目まぐるしく変わっていきます。どんなに社会が変わっても、月そのものの姿や形は変わりませんが、社会や環境の変化によって、月を見る私たちの気持ちや考え方は変わっていきます。
月の光のようにぼんやりとした私たちの日常会話は、変わっていくのでしょうか?
3月11日の震災以後、私たちの生活から失われたものの1つが日常会話でした。その中で行われた東京電力福島第一原発事故を受けた計画停電、その夜に僕らは大きく前橋の上に浮かぶ満月を見ました。その満月はとても美しかった。しかし、その美しさを際立てた街の暗さは、違和感が作り出した暗さでした。
僕らが取り戻そうとした日常の中には、戻ってはいけない生活とこれから進むべき社会があったように思います。
でも僕には社会が進むべき道を示すこともできない。僕にできることは多元化した参加を作ることくらいしかないと思う。

(テキスト編集中)

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ラジカセから流れる音を見上げる。

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臨江閣の備品の机を積み上げてPPバンドで固定し、ラジカセを持ち上げる。

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同じく備品の展示ケースにコピー用紙を張りつめ、オンエアランプにする。
奥は畳をはがして積み直し、机と椅子に。

そこにあるものだけで、展示に必要なものと場を作っていくことと、展示作業自体に"いつでも誰でも参加できる"ように、または、展示を見た人が"自分でもできる"ような作り方をデモンストレーションする。

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リスナーからのお葉書を投稿するスタイルを模したワークショップコーナーを設置。月にまつわる3つのお題に答えるワークショップ。

・月のゆるキャラデザインコンテスト
・月にまつわる詩を書く
・携帯電話の予測変換を使って月から始まる文章を作る


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月のゆるキャラデザインコンテストグランプリ!

・評価のポイント
中に2人入らなければ成立しないデザインが良い。さらに月だけではなく、山との組み合わせが月の美しさを引き立たせるという美的感覚をキャラクター化するという発想がユニーク!


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臨江閣ビフォア


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GTS観光アートプロジェクト2011で企画されたこよみのよぶね点灯式は、11月20日(日)に無事に終了しました!
ご協力頂きましたみなさま、ご関係のみなさまに改めて御礼申し上げます。
また、寒い中ご来場頂きましたみなさまにも深く感謝いたします。

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会場は634mに達したスカイツリーを見上げる隅田川本流!言問橋から桜橋の間でした。
2010年は北十間川が会場となっていて、川幅がとてもせまく船は動かなかったのですが、今年の会場はとても広い墨田川!こよみ(数字の巨大行灯)を取り付けた屋形船・釣り船が川を行き交う風景を作ることができました。

今年も数字の1~6を浮かべました。東京では1~5まで作りました!簡単に紹介します。
今年は全ての数字の制作をプロジェクトメンバーに委託する形で進めました。それぞれの制作担当が最後までその数字に思いを込め続ける姿が、今年のこよみのよぶねで印象的だった風景の1つです。


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数字の1は昨年のメンバーでもある張順希さんデザインによるもの。張さんは今年2年目のメンバーで1月に長男を出産予定!そんな妊娠中の張さんに1のデザインを依頼しました。
張さんは新しく生まれてくる子への期待感もあるが、まだ産んだことがないのでどんなものなのか分からない、という思いの方が強いと話していました。そんな思いから、たまごや母体のような柔らかい形の中に、新しく生まれてくる命が入っているようなものはどうかとデザインを提案してくれました。
そのデザイン案をもとに作ったのが、1の外側にさらに竹を組んで和紙を貼り、1を覆い隠してしまうデザインです。さらに、全て覆い隠すのではなく、船に取り付けた時に、四方から見ると1だと分かるように覆いました。そしてこの1の最大の特徴は、外側の和紙をスクリーンにし、中に入った1に切り込まれた1の形の穴から漏れる光が、外側の和紙スクリーンに映り込む!という仕掛けです。
みるみるうちに大きくなる妊婦のお腹の大きさに比例するように、新しい命への期待感も大きくなる。柔らかい外皮に守られた1から、まるでその期待感を写し出すかのように1の光がこぼれてきます。

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数字の2は、同じく去年のメンバーでもある坂本千弦さんによるデザインです。
坂本さん率いる2チームは、ワークショップというよりもガッツリ制作部隊という雰囲気で怒濤の制作風景を繰り広げました。「他の数字が小さくて可愛らしいからでかい龍にする!」という大阪のおばちゃんノリで、とてつもなく大きな龍をとてつもなく重い龍に仕立ててくれました。おかげで運搬も取り付けもとてつもなく大変なことになりました。
でも浮かべられて撤収もできて無事に岐阜に辿り着いた。ということは、取り付け担当の庭師古川提乾親方の腕前レベルがとてつもなく上がっているということでもある。


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数字の3は、今年から参加した大高智子さんによるデザインです。
ご存知の通り本年の3月11日に発生した東日本大震災では多くの方が被災されました。とても多くの方が亡くなられ、多くの生活、文化が失われたことはとても悔やまれることですが、被災地は力強く復興に向かっています。大高さんデザインの3は止まない雨はない、という力強いメッセージを、3のアーチを虹に置き換える可愛らしいデザインです。
大高さんはこよみが桟橋に運ばれてからも3に紙を貼り続けました。終わっていなかったのではなく、ブラッシュアップのためです。その姿を怒濤の作業をしている横目で眺めていました。ある意味空気を読めていないという言い方もできますし、リーダーとして黙認したという言い方の方が正しいのかもしれませんが、僕は同じ表現者として、その姿を力強いものだと思いました。


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数字の4は、ヒビノスペシャル新アシスタントの森本早紀さんによるデザインです。
正面から見ると桜の形、側面から見ると数字の4というトリッキーなデザインです。春の桜をイメージして、ブルーの面には小さな桜の花びらを敷き詰めました。


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数字の5は、昨年から参加していて、今年はサブリーダーとしてがんばってくれた長田雛子さんによるデザインです。
さなぎが蝶になる瞬間を数字の5で表したユニークなデザインですが、もっぱら「蛾なんじゃないか」という噂で持ち切りでした。台東区生涯学習センターをお借りしてワークショップを行い、多くの台東区民の方にも参加して頂きました。来年もワークショップができるなら、ぜひまた生涯学習センターでやりたいなあと思う良いワークショップでした。来年やったらまた会えるかな?


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数字の6は、こよみのよぶね発祥の地岐阜の方々がデザイン、制作し、東京にやってきました。
同じように東京で作った1~5も岐阜に行き、岐阜で作った6~12と並んで長良川に浮かびます。

岐阜県岐阜市での点灯式は、12月22日(木)16時頃からです。
鵜飼で有名な長良川が舞台です。長良橋にお越し下さい。
運航終了は20時ころで、その後、こよみを一気に解体します。

来年1月の左義長(こちらでいうどんど焼き)で、炊き上げ、こよみのよぶねの2011年が終わり、2012年が始まります。


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アーティスト中島佑太は、いろんなイベントのチラシやロゴマークのデザインなどを一緒に作ってくれるデザイナー(小学生〜高校生)を募集しています。

デザインのお仕事をぜんぶお願いするのではなく、中島佑太とワークショップを通して一緒にチラシを作っていただきます。ご希望があれば、イラスト、ロゴ、マークなど、作業を分担し、宿題でやってくるやり方もあります。

※またこのデザインワークショップをサポートして下さる大学生以上のサポーターも募集しています。

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<対象/どんな人が向いているか>
1.将来デザイナーになりたい小学生、中学生、高校生(スキル不問)
2.グループでの活動ができる方
3.前橋まで自分で来れる方

<活動内容/どんなことをするのか>
下の4つについて中島佑太とワークショップで一緒につくる、または手伝う。(1つでもへいきです。)
1.展覧会やワークショップのチラシ作り
2.イラストをかく
3.デザインワークショップへの参加、お手伝い
4.広報:制作したチラシなどのPR(ソーシャルメディアを含む)、広報業務の補助等。つまりはチラシくばり

<予定されているプロジェクト/たとえばどんなお仕事があるか>
1.児童文化センターでのワークショップチラシ作り(1月)
2.中央通り内でのワークショップチラシ作り(春)


<募集概要/どんなもんか>
人数:なんにんか。
期間:特になし
時間:プロジェクトによる。
待遇:無償活動になります。

<選考について/選ばれ方>
特に行いません。
楽しく作業ができる方を希望します。


<提出書類/宿題>
特にありません。

が、ご希望の方は下の宿題を出して下さい!
(※出しても出さなくても参加できます)

1.小学生=自分でかいたイラスト、絵。(コピー可)
2.中学生=かわいいカエルのイラストとカエルの名前のレタリング(名前は自由)
3.高校生=自分を紹介するチラシ(A4サイズ1枚を自由に使って。)


<応募方法/どんなふうに申し込むか>
下記お問い合わせ先にメール、もしくは住所まで書類をお送りください。

<応募締切/しめきり>
特になし

<お問い合わせ・お申し込み先/れんらくもう>
任意団体 出来事のホームセンター(中島佑太)
メール=joyfulnakajima@yahoo.co.jp
住所=371-0047 群馬県前橋市関根町3-31-9

※またこのデザインワークショップをサポートして下さる大学生以上のサポーターも募集しています。上記連絡先にメールにてご連絡下さい。特に選考はありません。


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<アーティストプロフィール/中島佑太はどんなやつか>

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中島 佑太
NAKAJIMA Yuta

1985年 群馬県前橋市生まれ。
2008年 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。

小学生から続けてきた野球の経験をもとに、スポーツの中にあるコミュニケーションを手がかりにして、だれかといっしょに作るアートプロジェクトに取り組んでいる。



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