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2月23日、横浜市は戸塚でワークショップを行いました。
会場は戸塚公会堂のエントランスホール。その日は横浜市内の小中学生による「エコフォーラム」というエコロジーや自然についての研究発表が行われていて、そこに来る子供達がターゲットのワークショップでした。エントランスホールには、発表を終えた子供達を待ち受けるためのブースがいくつか出ており、中島が参加したのはその中の横浜トリエンナーレサポーターズのブース。

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今回のプログラムは、"記念豆"を配布し、家に持ち帰って育ててもらうワークショップと、育てたことがないから知らないだろう小豆の芽を、想像で描いてみるワークショップの2つ。
記念豆というのは、新潟県は莇平という集落のとあるおばあちゃんからもらった小豆の話からスタートしたプロジェクトで、赤飯にして食べることで、日常の中に潜むめでたさを発見できる、ための小豆。
前回展開していた中島★記念日に対して、記念樹ならぬ記念豆で、記念日つまりは1日1日の意味をデザインしていく赤飯、を炊くための小豆、を記念豆!!と呼ぶことにしました。

配布した中島デザインののし袋
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今回は横浜トリエンナーレサポーターズの方々が主催していて、多大なるご協力を頂きました。その中でも独自に活動しているグループのみなさんと事前に打ち合わせをして、内容を決めました。ワークショップの内容もワークショップで決める、というやり方はどうかなーと。
素材である障子紙を畑と見立て、小豆を植え、芽が出てくるのを待ってみる、出てきた芽はどんな芽なのか、想像して描いてみよう!に決まりました。

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どんな芽が生えてくるのかなんてことは、インターネットや図鑑を使えばすぐ分かる。でも調べない。自分で育ててみて見つけた発見の方が、図鑑で調べた科学的に正しい結果より正しい。科学的な本当の正解と、自分で見つけた正解と、実はそれらが食い違っているかもしれないけれど、その2つの間を、反復横跳びみたいにあっちに来たりこっちに来たり、たまには飛び越えてみたり、届かなかったり。何が正しいか正しくないかの問題じゃなくて、なぜそうなるのか、考えることが意味だと思う。

今回の会場のテーマになっているエコロジーだってそうだと思う。リユースとかリサイクルをただしてればいいんじゃないと思う。なぜしなければいけないのか考えることが地球にとっても、僕らの生活にとっても重要だと思う。なぜエアコンの温度を1度下げなければいけないのか、割り箸を使いすぎてはいけないのか、マイバッグがなぜ売られているのか、考えなければやっても意味がないと思う。

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本当は会場でお赤飯を食べて、昨日のめでたかったことを想像してみる、っていうプランを出したんだけど、やはり食中毒の問題等があり、断念。
手伝ってくれたスタッフの方々と一緒に裏でこっそり食べました!

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http://www.yaf.or.jp/facilities/hb_other/2008/02/art.htm-125611.htm

卒業制作展を横浜でやったことがきっかけで、横浜でワークショップをやることになりました。
念願だった食べ物系アートプロジェクトを展開するぞ!と意気込んでいたのですが、行政の壁は高かった…。
ということなので、みんなで食べるための材料をみんなで育てるところまで持って行こう、という実験的なワークショップになりそうです。

ニューヨーク展にも関係した、お赤飯を作るための特別な豆『記念豆』のワークショップです。
まずは小豆を育てるところから。の前の小豆を育ててくれる人を見つけるところからです。
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いつも新潟でお世話になっている方のお家が、現在大改装中だ。何を直しているかと言うと、地震でヒビが入った壁。
ご存知の通り、新潟は二度の大きな地震と、度重なる余震に苦しめられた。僕が関わっている莇平や川西といった地域も、被害を受けた。ましてや2006年に大地の芸術祭関連で訪れた十日町中心街には、当時は仮設住宅が多くあった。
新潟のこの地域と関わっていると、避けては通れないこの話題。僕が関わっている地域はそれほど大きな被害ではなかったようだけど、傷跡は僕らが見て分かる程、数多く残っていた。

この家は豪雪新潟の雪に耐え、築110年の立派な家だ。当時の壁が残っているところは土壁。土壁というのは継ぎ足しが出来ない。陶芸をやっていたからよく分かるのだけど、一度乾いた土は、水を含んだ土とはくっ付かない。つまりリセットしなければならないわけだ。当然土を崩すわけだからホコリがまったらしい。110年分の時間が舞ったのだろう。
110年。気が遠くなるなあ。地震の傷も、やがて消えて行く。110年のうちの1つの時間として。


さて来週も新潟に行く。最近新潟にはものすごく気軽に行く。高速道路を車で3時間なんて、移動している気にならなくなってきた。
それで、その頻繁に行くようになったもう1つの仕事が川西のコレ。

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これは裏側の写真なんだけど、川西町の仙田や赤谷という集落に位置している、『克雪センター』という建物で、なんでも地震の時に一時的に仮設住宅替わりにしたくらいで、ほとんど利用されていないとのこと。
ここを中島の所属するたほりつこ研究室で、借りてみないか?という話。

といってもたほ研にたくさんのお金があるわけではないので、芸大の名前で借りるか、個人でお金を出し合うのかは未定。
こうゆう地方の公民館とか小学校とかが、アート関係でリユースされているケースは珍しくはないだろう。例えば使い方としては、ギャラリーにするとか、アトリエにするとか、もうちょっと踏み込んだ流行になると、レジデンスにするというのがある。
とまあそうしちゃえば簡単なんだろうけど、そうしないのが僕ら流?


新しいことがやりたい!

と最初にまず思ってしまう。
フタを開けて、芸大側にこうゆう話の可能性(つまり学校のお金でこうゆう施設を借り上げられるのか)を聞いてみたところ、なんと地方団体からのこの手の話は、けっこう芸大に来ているという。
実際には、教員とかとの直接のつながりや、お金があるわけではないので、話がきているだけのようだが。


しかし、ここは名前がいい!

雪に克つ!!

まあ調べてみると雪が多い地域には、克雪センター的なものが結構あるみたい。
しかもここは雪に負けているしね。
その証拠に写真に写っている非常階段は、雪に埋もれている。
以下に人が使っていないか。

加えて、ハードのコンセプトだけでは、機能しない、ということだ。
非常階段というデザインも、克雪の為のセンターのデザインも、ハードに与えられた名前だ。
本当ならば、実際の非常事態の時に使われた階段を非常階段と呼ぶべきだし、
雪に110年克ち続けているところを克雪と呼ぶべきだろう。

やはり、機能のデザインや、“場”というものは、直接そこに与えられた時間の中や、ワークショップ、とりわけボトムアップという関係式で作っていくべきものなのではないかと思う今日この頃でした。

克雪センターは、
そんな実験的場を含んだ場所にして行きたいと思ってます。
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新潟県十日町市にある川西という町に行ってきました。
川西は莇平から車で30〜40分程、六日町と莇平のちょうど中間地点です。
今回は子供を育む会のイベントで、節分の恵方巻き作りです。

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なんと2008年にちなんで20m8cmを目指します!
具はマグロ、ソーセージ、昆布、サクラデンブなどなど盛りだくさん!
みんなで一斉に、ペースを合わせて巻いていきます。

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出来上がったのは21m30cm!!

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こんな風に持てちゃいます!
小学校の体育館を横断する寿司!!
まるで綱引きをしているようです。

恵方巻きというのは元々大阪の商人(アキンドとでもいうんでしょうか)達が商売繁盛無病息災を願い始めたとか。
今こうして全国に広がりを見せたのは、セブンイレ○ンの商業戦略だとか。
ちょっと物悲しい気もするけれど、こうして新潟の人達と楽しめるのだから良しとしよう。

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川西の豆まきは、落花生にお菓子を混ぜて巻き、それを拾います。
鬼は外、福は内はあまり言わないのかな?
窓の外から豆を巻くのではなく。
とりあえず大量のお菓子を手に入れられるチャンスなんですかね。
まるで上棟式のようです。


川西は住みたい町です。
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もう卒展も終わり、搬出も済み、取手校地の大掃除も終わりました。
あとは学校の荷物を引き取ったらいよいよ取手での学生生活は終わります。

たくさんの人に会い、たくさんの経験をした4年間でした。

ありがとうーー!!!


卒展が終わったばかりですが、作品が作りたいです。
展覧会がしたいのかも。
燃費あげてきますよ。
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